平塚市で外壁塗装の助成金はありません!別のアプローチでの補助金はあり!

秦野市の外壁塗装助成金

昨今、お客様から「平塚市の外壁塗装の助成金があるってネットで見たのですが、使えますか?」という問い合わせが増えてきています。

結論から言いますと、2025年現在で、平塚市で外壁塗装単体の助成金はありません。

よくネット上で「外壁塗装工事で補助金が使えます!」という誘導広告が出回っていますので、ご注意ください!

外壁塗装単体の工事に関しては、補助金、助成金はありませんが、外壁塗装に絡む工事の場合、例えば、窓交換+塗装耐震補強+塗装省エネ改修+塗装防火改修+塗装などの場合は、他の補助金が使えるケースもあります。

こちらでは、平塚市に特化した、補助金活用について解説しております。

目次

目次

  1. 平塚市の外壁塗装補助金の現状
  2. ネット上に蔓延る誤情報
  3. 助成金が適用されるケースの実例紹介
  4. 火災保険≠助成金 トラブル急増中

平塚市の外壁塗装補助金の現状

調査の結果、平塚市では現在、外壁塗装単体の助成金制度は設けられていません。

平塚市以外でも外壁塗装で補助金が使えるケースは、ほとんどありません。

ネット上に蔓延る誤情報!

ただ、ネット上では、「助成金が使えます!」との誤った情報が出ているのが散見されます。

「助成金が使えるかチェックできます」というような広告も増えてきており、トラブルも急増しておりますので、ご注意ください。

助成金が適用されるケースの実例紹介

外壁塗装工事の単体の助成金は、平塚市でありませんが、外壁塗装工事に絡む工事の支援制度(補助金)は、あります。

下記の工事も一緒に検討されている方は、助成金の対象になります。

  • 窓の交換も一緒に工事を検討されている方
  • 耐震工事を検討されている方
  • 省エネ・断熱工事を検討されている方
  • 防火改修工事を検討されている方(対象地域限定)

上記に当てはまる方は、上記の工事と一緒に外壁塗装工事をする際は、助成金対象となります。

塗装工事の際に足場を組む必要があるので、その時に窓も一緒に交換する方が多いです!

窓の交換も一緒に工事を検討されている方は、窓リノベがお得!

現在国の助成金として、先進的窓リノベ2025事業があります。

窓(サッシ)を断熱性の高いタイプに交換すると、補助金がもらえる事業です。

窓を交換する際は、足場と外壁を補修するための塗装工事も伴うケースが多いので、窓も一緒に交換されたい方にはおすすめです。

例えば、2階の窓で足場がないと交換できないような場合、外壁塗装工事の足場と一緒に工事を行えば、補助金が活用できます。

窓4か所交換するなら、最大200万円の補助金も!

先進的窓リノベ2025事業では、断熱窓への改修に対して最大200万円の補助金が受けられる可能性があります。

窓(サッシ交換)は、工事条件によって大きく異なりますが、1か所50万円ほど、材料+工事費が発生します。

今1番利用者が多いのが、こちらの補助金です。

耐震工事を検討されている方

耐震工事を検討されている方は、平塚市木造住宅耐震改修工事等補助制度があります。

耐震診断、耐震改修工事の2つに補助金が出ます。

対象住宅:昭和56年5月31日以前に着工した木造在来軸組構法で建築された2階建て以下の木造住宅

補助金額(令和7年度は30万円上乗せ):

  • 一般世帯
    • 耐震改修工事:工事費用の5分の4(限度額120万円※30万円上乗せ済み)
    • 現場監理費:限度額4万円
  • 非課税世帯
    • 耐震改修工事:工事費用の5分の4(限度額160万円※40万円上乗せ済み)
    • 現場監理費:限度額6万円

申請受付期限:令和7年11月末予定

耐震改修は、時間と費用がかかる工事なり、住みながら工事が難しいリフォームになります。

費用も1000万円以上の工事になるケースがほとんどなので、耐震改修を本気で検討されている方にしかおすすめできません。

塗装工事と耐震工事は一緒に行うこともありますが、大掛かりな工事になるので、補助金利用者は少ないですね。

省エネ・断熱工事を検討されている方

現在、平塚市既存住宅断熱リフォーム補助金があります。

制度概要:自ら居住又は居住を予定している既存住宅の断熱リフォームを実施する場合、費用の一部を補助

補助金額:断熱リフォームに要した額(税抜き)から国や神奈川県の補助金交付金額を差し引いた金額の3分の1(上限8万円)

主な要件

  • 国が行う既存住宅の断熱リフォームに対する補助事業又は神奈川県が行う既存住宅の省エネルギー改修に対する補助事業の交付決定及び交付確定を受けていること
  • 申請時に市税を滞納していないこと
  • 令和8年3月31日までに工事完了すること

申請期間:令和7年4月15日以降、工事着手前に申請

この補助金は、国や県の補助金との併用が前提となっているため、他の補助金制度と組み合わせることで効果を発揮します。

防火改修工事を検討されている方(対象地域限定)

平塚市独自の制度として、防火耐震工事の補助金があります。

制度概要:耐震改修工事と併せて、延焼の恐れのある部分について防火構造に改修する工事

対象地域:立野町、東八幡一丁目、東八幡二丁目、宮松町、桃浜町、富士見町、長持の準防火地域

補助金額

  • 一般世帯:最大144万円(防火耐震工事140万円+現場監理4万円)
  • 非課税世帯:最大176万円(防火耐震工事170万円+現場監理6万円)

補助率:工事費用の5分の4

この制度は対象地域が限定されますが、耐震改修と防火改修を同時に行うことで、高額な補助金が受けられる可能性があります。

固定資産税の減額措置について

平塚市では、住宅の省エネ改修に係る固定資産税の減額措置も利用できます。

制度概要:省エネ改修工事を行った場合、翌年度分に限り対象家屋の固定資産税の3分の1が減額されます

主な要件

  • 平成26年4月1日以前から所在する住宅であること
  • 窓の改修工事(二重サッシ化、複層ガラス化等)が必須
  • 補助金等を除いた工事費が60万円を超えていること

減額期間:工事完了の翌年度分に限り適用

手続き:改修工事完了から3ヶ月以内に固定資産税課へ申告

火災保険≠助成金 トラブル急増中!

最近の外壁塗装におけるトラブルで、火災保険を利用したトラブルがあります。

火災保険で出た保険金を外壁塗装工事に割り当てる方法です。

火災保険を利用すること自体は問題ないのですが、火災保険は、本来、台風などの自然災害によって被害を受けた雨樋や外壁を修繕するための保険で、経年劣化による被害は適用外になります。

トラブルになる例としては、業者側が「火災保険を利用しましょう!」と、経年劣化も台風被害のように見せかけ申請し、実際に保険会社から、適用外と判定され、でも工事費用や申請代行費用などを請求してくるケースです。

虚偽の報告は、お客様にもデメリットになるので、火災保険を利用する場合は、信用できる業者に依頼することをおすすめします。

平塚市でも、最近火災保険のトラブルが増えてきていますので、ご注意ください!

まとめ

エリアによって、工事内容によって、時期によって、補助金が受けられる場合もあります。

特に平塚市は、防火耐震工事という独自の制度があり、対象地域にお住まいの方は大きな補助金を受けられる可能性があります。

リアルタイムの補助金情報については、地元平塚市の信頼できる業者にお任せください!

関連リンク


注意事項

  • 補助金制度は年度によって変更される場合があります
  • 申請前に必ず最新の情報を確認してください
  • 工事着手前の申請が必要な制度がほとんどです
  • 令和7年度は多くの制度で補助金額が上乗せされています(期間限定)
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